横浜市は2026年7月15日付で、「2027年国際園芸博覧会」(GREEN×EXPO 2027)の会場に、店舗面積の合計14,000㎡の大規模小売店舗を新設する届出が出たことを公告した。届出上の新設日は2027年3月19日で、博覧会の開幕日と同じ。場所は瀬谷区瀬谷町の一部と旭区上川井町の一部。届出を出したのは博覧会を運営する協会で、店を出す小売業者は「未定」と書かれている。
結論:会場内に、店舗面積の合計14,000㎡の大規模小売店舗が届け出られた。届出上の新設日は2027/3/19。どんな店が入るかは、この届出では決まっていない。
対象:瀬谷区・旭区の住民、博覧会の来場を考えている人、会場周辺の道路事情が気になる人。
今どうすればよいか:近隣の人が環境への配慮について意見を出したいときは、公告の日から4か月以内に、横浜市長あてに意見書を出せる(公告は横浜市経済局商業振興課の名で出ている)。
最終確認:2026年11月3日(横浜市の公告PDFと、博覧会協会の開催概要を開いた日)
確認済み:横浜市の公告(令和8年7月15日付)、GREEN×EXPO協会の開催概要(2026年9月1日付の報道資料)
まだ確認できていないこと:どの店が入るか、物販と飲食の内訳(説明書では非物販の面積は未定で、すべて物販に含めて計上されている)。
届出の中身(公告に書かれた数字)
- 名称:2027年国際園芸博覧会
- 所在地:瀬谷区瀬谷町の一部、旭区上川井町の一部
- 設置する者:公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会(所在地は中区住吉町1丁目13番地)
- 小売業を行う者:未定(主として販売する物品は「土産品 等」)
- 新設する日:令和9年(2027年)3月19日
- 店舗面積の合計:14,000㎡
- 駐車場の収容台数:936台(総収容台数7,470台)
- 駐輪場の収容台数:475台(総収容台数1,700台)
- 荷さばき施設の面積:3,553.00㎡(荷さばきができる時間帯は24時間)
- 廃棄物等の保管施設の容量:140.00㎥
- 小売業を行う者の開店時刻・閉店時刻:午前9時30分〜午後9時30分
- 来客が駐車場を使える時間帯:午前8時30分〜午後10時30分
- 駐車場の出入口:入口6か所・出口6か所
- 届出年月日:令和8年6月25日(公告は7月15日付)
数字はすべて、横浜市経済局商業振興課の公告にある。2026年11月2日にPDFを開いて確かめた。
博覧会の日程と会場
GREEN×EXPO協会の開催概要によると、2027年国際園芸博覧会の開催場所は横浜市瀬谷区・旭区(旧上瀬谷通信施設)、開催期間は2027年3月19日(金)から9月26日(日)までの192日間。博覧会区域は約100ha(うち会場区域は80ha)で、有料来場者数は1,000万人以上を見込む。届出上の新設日が開幕日と同じなので、協会が店の開業日を別に発表したものは、確認できていない。
公式に書かれていないこと1:どんな店かは決まっていない
公告の「小売業を行う者」の欄は「未定」。店名も、物販か飲食かの内訳も書かれていない。店舗面積14,000㎡の中身がどうなるかは、この届出からは分からない。
公式に書かれていないこと2:936台は、会場全体の駐車場の一部だった
公告には「936台」としか書かれていないが、届出書と出店計画説明書(横浜市のホームページに載る資料)には「936台(総収容台数7,470台)」とある。936台は、店舗面積14,000㎡から市の基準で求めた必要台数(12,000㎡以下の部分は1,000㎡あたり816台、超える部分は1,000㎡あたり120台)で、会場全体の駐車場は7,470台を用意する計画。説明書は、駐車場を事前予約制にして入庫待ちが出ないようにする、と書いている。台数や面積は「暫定の記載」で、今後変わることがあるとも添えられている。駐車場の位置は図面にあり、公告にも説明書の本文にも図面の中身は出ていない。
公式に書かれていないこと3:意見書を出せる期間の終わり日
公告には、環境への配慮について意見を持つ人は「この公告の日から4か月以内」に、横浜市長あてに意見書を出せると書かれている。公告の日は2026年7月15日付なので、期間はその日から数えて4か月以内。終わりの日付そのものは公告に書かれていないので、出したい人は横浜市経済局商業振興課に問い合わせたい。
情報源
- 横浜市 経済局商業振興課 令和8年7月15日付公告「大規模小売店舗の新設の届出」(PDF)(2026年11月2日確認)
- 横浜市 大規模小売店舗の届出書・出店計画説明書(PDF)(2026年11月3日確認)
- GREEN×EXPO協会 公式サイト(開催概要は2026年9月1日付の報道資料による。2026年11月2日確認)
関連:横浜イベントナビの新着記事。内容は2026年11月3日時点の公式情報による。
アイキャッチ写真:相鉄本線瀬谷駅のホーム(瀬谷区。撮影 LERK/CC BY 3.0)
